患者発想の病院づくり (岩本貴)
医療に関して、患者が一番関わるのが病院です。それだけに病院への期待、要望は強いものがあります。”患者サービスを、利用している患者のニーズから構築する”というボトムアップのアプローチを取ります。
病院の中では、医療者と患者という立場の違いから患者の本音を聞くことはなかなか困難です。病院のスタッフに代わり楽患ねっとが患者の声をアンケート、インタビューを通じて収集します。
収集した声からニーズを抽出します。そしてニーズに応えるサービスを考えます。
医療に関して、患者が一番関わるのが病院です。それだけに病院への期待、要望は強いものがあります。”患者サービスを、利用している患者のニーズから構築する”というボトムアップのアプローチを取ります。
病院の中では、医療者と患者という立場の違いから患者の本音を聞くことはなかなか困難です。病院のスタッフに代わり楽患ねっとが患者の声をアンケート、インタビューを通じて収集します。
収集した声からニーズを抽出します。そしてニーズに応えるサービスを考えます。
患者の方には病院ホームページの使い方・見方、病院関係者の方には患者視点のホームページ作りの参考になれば幸いです。
久しぶりに病院にかかる時はまず病院のホームページを見ている。担当の先生は何曜日に入っているか?駅からのアクセスは?予約の電話番号は?などを調べる。便利になったなと思う反面、必要な情報にたどり着くまでに結構あっちこっち回ることになったり、必要な情報がなかったりと、まだまだだったりする。
そこで、患者の視点、プロセスで病院ホームページを考えてみた。それぞれのプロセスごとに参考になるページを紹介する。
今日多様化する医療において患者が満足いく医療を受けるためには当事者である患者の参加が不可欠であり、楽患ねっとはその仕組みを次のように考えています。
患者の不満・ニーズの受け皿の提供
↓
患者のニーズからの医療システムづくり
↓
患者の教育および医療への参加支援
①は広義の患者アドボカシー(病院の患者相談室や各種患者支援団体)であり、②は患者視点で考えられた各種サービス、そして③は自分の健康を守るため、そして皆が患者視点の医療を受けれるための活動になります。
上記の3つを、楽患ねっとの活動およびアメリカの医療現場を視察した(2005年10月9日から2週間)内容から3回に分けてレポートします。
第2回Part1 は患者発想の病院を写真で紹介します。こちらからご覧下さい。(岩本貴)
医療はサービス業であると考えると、大切なのは物や技術よりもむしろ人の心だと思っております。ここに働きかけるのは利用者の声です。どんなに医療者が医療や病院のありかたを考えても、利用者の声のないところではどうしても自己の都合にとらわれてしまいます。利用者の声=患者視点を知ることこそ真に医療改革を考えるときに必要とされるものであると考えています。
この事は頭で分かっていても実現は難しいものです。機能評価の為の一時的なサービスでは患者本位とはなり得ません。これには痛みを伴う改革が必要です。一度白衣を脱いで、患者そしてスタッフと向き合う必要があります。そこからが改革の始まりです。その繰り返しがやがて院内に文化として定着し、全てのスタッフが患者本位の医療を実践する病院となるのです。
それではアメリカのプレインツリーPlanetree導入病院の改革の様子を紹介します。いずれも改革を継続的に実施し利用者にとっても病院にとっても大きな効果を上げています。(岩本貴)
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楽患ねっとでは、みなさまの声を”当事者の視点を取り入れた医療環境”をつくる一助とすべく、医療業界に伝える橋渡しをさせて頂きます。
今後ともよろしくお願いします。
今回は『入院生活』に関するアンケートです。患者が治療以外(オフデューティ)の時間をどう過ごすかについては,あまり議論がなされていません。患者のQOLの視点から,短期入院中でもできるだけ患者が快適に過ごせる,疲れないためのケアに着目します。
なお、アンケートの結果は『ナーシングトゥデイ(10月号を予定)』(看護協会出版会)で紹介されます。看護師の方々が読者ですので結果(=みなさまの声)をごらんになった方々が各々の病院で実践されることが期待できます。^_^
入院経験のある方、是非是非ご参加願います。
〆切は7/23(日)です。
回答は、info@rakkan.net、もしくはFAX(こちらの用紙(pdf版)もしくはこちらの用紙(word版)を印刷、もしくは質問項目番号(例 1-4))が分かるように書いたもの)を050-1368-1849まで送付願います
なるほど!のご回答5名さまに500円の図書券と看護協会グッズを送らせて頂きます。対象の方にはこちらから連絡します。
難しいテーマですが、医療の本質の部分として楽患ねっとは向き合ってきました。
私たちの考えをお伝えします。
”患者本位の医療”とは”患者が納得する医療”と考えています。医療者でも患者家族でもなく、患者本人です。そして”患者が納得する医療”は”自分らしい自己決定ができる”ことと”満足できる選択肢がある”から成立します。さらに”自己決定できる”には”①必要な情報がある””②自身の状況を整理できる””③医療者と適切なコミュニケーションができる”必要があります。”満足できる選択肢がある”ためには”④患者本位のサービスが提供される””⑤最新・最良の医療が提供される”必要があります。以上のように楽患ねっとは考えています。
患者本位モデル(By 楽患ねっと)
。
みなさんにご協力頂いた”患者アンケート”が掲載されたナーシングトゥデイ(主に看護師向け雑誌)が発刊されました。
10月号の一番大きな特集です。出版社の方からは『アンケートの結果は非常に興味深い内容だった。今号に限らず生かして生きたい』と高い評価を頂きました。きっと読者の医療者の心に響くと思います。参加してくださった方々ありがとうございます。
雑誌ですが医学系の書籍を扱っている本屋であれば見つかると思います。
紀伊国屋、三省堂には置いてあるのを以前見ました。
日本看護協会出版会のホームページからも購入できるようです。
アマゾンやその他ネット本屋からも購入できるようです。
結果を受けて改めて実感したことはパーソナライズドケア(個別ケア)が求められていることです。1つの事柄に対して良いという人もいれば悪いと言う人もいます。そして解はたくさんあります。
また、先月9月号のクリニカルばんぶう(主に診療所の医師向け雑誌)に”「患者に選ばれる」診療所の条件 いま実行すべき10のポイント”というテーマのインタビュー記事が掲載されました。私が提案したのは”治療のみならず患者の求めるケアに着目する”ことや”患者の自己決定を支援する””癒しと遊びを取り入れる””患者のプロセスで漏れなく改革”といった点です。ご興味のある方は是非ご覧下さい。
さて週末はいよいよ研修です
参加者は患者、患者家族、看護師、医師、薬剤師と多職種でした。研修は”患者に学ぶ”から始まり、全てのディスカッションに患者、患者家族が入りました。医療者任せでない、患者視点での研修が実施できたことは大きな成果でした。
感想を紹介します。
○ リフレーミング ナラティブ 知っているだけで使ったことの無い言葉でしたが自分の言葉にすることが出来ました。
○ まさしく患者に学びました。生の声を聞くと感情が入り感覚も違います。
○ 自分のことがわかる良い機会になりました。積極的に意見を言ってもらえ、役立ちました。(ロールプレイやディスカッションにて)
○ 患者本位の医療を提供するということについてはマジメに取り組んでいいのだという自信につながったし、一緒に考えて行動していける人がいるんだ、という希望も持ちました。

なんと、
300人以上集まりました。見渡すとどうやら一般の方(患者さん、ボランティアの方でしょうか)が8割ぐらいだったように感じました。これからの患者中心の医療の担い手には患者、患者家族そしてボランティアは欠かせません。当事者がたくさん参加した会であり、頼もしく思いました。
プレインツリー(Planetree)のメッセージはシンプルです。患者中心の医療をするのにどうしたらよいかと迷ったら”患者に尋ねなさい”です。
プレインツリー(Planetree)コアコンポーネンツをアップデートしました。以前のバージョンから基本の思想は変わっていません。具体的な施策の記述が増えています。年々新しい取り組みがなされ効果を上げていますから、伝えることが増えたのでしょうね。ぜひご覧下さい。こちら。
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