いのちの授業@東京女学館

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615日午後に毎年恒例となっています、母校である東京女学館の中等部3年生に向けて「いのちの授業」を行いました。昨年までのメッセージは、「死を自分事として考えて欲しい」でした。

 

しかし今年は311日の大震災を経ての授業でしたので、準備にはいつもと違う緊張感がありました。あの日以来、誰もが災害を、死を、自分事として考えているでしょう。何を感じ、どう思いを消化しているのか。この授業が辛い気持ちを思い起こさせるのではないか?そんな不安もありました。

 

しかし授業前アンケートを読んで、その不安は解消されました。一人一人が、真剣に「死」について向き合い、その結果として「いかに生きるか」に目を向けている姿がそこには書かれていました。

 

授業当日も、たくさんの目がこちらに注がれ、一体感を持って授業を終えることが出来ました。

 

授業の感想をいくつかご紹介します

 

・事前アンケートに「あと少ししか生きることが出来ないとしたら何をしたいですか?」という質問があり、私は「自分のやりたいことをやる」と答えましたが、自分が誰かの為に生きれたら、考えも変わると思いました。

 

・自分がもうすぐ死ぬ時に何がしたいか聞かれた、いますぐできることばかりだったので、もっと人生を楽しみたいと思いました。

 

・「人は生きてきたように死んでいく」と聞いて、私も自分に正しく生きたいと思いました。それは今から実践できることですので、少しづつでも意識したいです。

 

・(事前アンケートの結果から)死が怖いと思う人が65%いるということに驚きました。怖くないと考える人はもっと多いと思っていました。

 

・(事前アンケートの結果から)死が怖いと思う人が65%だったというのはちょっと低めかな、と思いました。

 

・亡くなる前に与えられる天使の時間、という話がありましたが、亡くなった人を思い出すとき良いことしか思い出せないにも天使のお蔭かも知れませんね。

・「死に方」だけをかんがえるのではなく、「生き方」も考えていないと良い「死に方」は出来ないのだ、と思いました。

 

・自分のこれからの目標のようなものを決められた気がします。「もっと笑顔で生きる」です。今日の帰りから、まず家族にやってみます!

 

 

他には、看護師という仕事、在宅看護について詳しいことを知り、死にいく人と共にいる職業について理解を深めた、看護への興味を持った、などの感想がありました。

 

心に小さな種をまくことが出来たようでとても嬉しいひと時でした。 Y.I