2010年9月アーカイブ

カナダのホスピスケア勉強会を終えて


カナダでの緩和ケア事情、そして野々内さんの看護観から多いに学んだセッションでした。

ポイントをいくつか紹介します。


緩和ケアにおいても積極的に見える化をしている。
例えば緩和医療行動スケール(歩行状態、活動と疾患の根拠、セルフケアなどからレベル分け)。野々内さんの病院ではすべての看護師はこのスケールを共通語としている。



看護師が医師のアセス、処方について積極的に意見する
例えば、ペインアセスメントは患者の容態によっていくつかのスケールを使い分けることや、速放性製剤と徐放性製剤の切り替え時は効能の落ち込みを考慮する、などなど。



看護師は患者の代弁者として、またときには家族の代わりに関与する。
とはいえ、距離感も大切。"患者本人がうまくダンスを踊れるようにサポートするのであって、一緒に踊ってしまわない"と表現されていました。

 

上記以外にもたくさんの学びがありました。はるばるいらしていていただいた野々内さんに多謝です^_^

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このセミナーは、医療コーディネーターのエッセンスである

「患者の納得のいく意思決定支援」を学ぶものです。

 

実際の事例を元にした参加型の形式であり、実践に生かせる内容となっております。

また、医療を受ける立場(患者さんやそのご家族)の方々の忌憚のない意見を聞く

機会も設けており、当事者の視点に根差したものとなっております。

 

以下詳細です。転載は自由です。

≪セミナースケジュール≫

2010/12/11(土)  10:00 - 16:30

10:00-11:00 患者が悩む意思決定ベスト5

 『もっといい治療はないか?』
 『私が受けたい治療に家族が反対している』
 『医者に、どの治療法が良いか、と聞かれたが決められない』
 『そもそも西洋医学だけで良いのか、と思っている』
 『突然のことでパニックになり、どうしたら良いかわからない』

 以上の事例を紹介し、患者になると何に不安や悩みを持つのか説明する。

11:00-11:30 意思決定支援の価値と具体的な流れ

 意思決定支援の具体的な流れと実例紹介

11:30-12:30 昼食

12:30-14:30 ロールプレイ#1

 医療コーディネーターの事例を実際にロールプレイします

14:30-14:45 休憩

14:45-16:15 ロールプレイ#2

 医療コーディネーターの事例を実際にロールプレイします

16:15-16:30 振り返り


【講師】
岩本ゆり
医療コーディネーターの草分けとして2003年の開業以来、現在までに800件以上の相談を受けている。NPO法人楽患ねっと副理事長、楽患ナース訪問看護ステーション管理者、日本看護協会広報委員、2007年フジサンケイ大和証券グループ女性起業家コンテスト優秀賞

患者・遺族数名
患者会関係者など多くの患者の代弁者となれる方々

岩本貴
NPO法人楽患ねっと理事長。医療コーディネーターが受けた800例以上の医療相談から整理・体系化したノウハウを伝えます。

【参加資格】
看護師およびケアに関わる人

【費用】
8,400円 (事前振込)

【場所】
東京都 北千住駅近辺

【申込期限】
12月1日(水)
(人数の関係でお断りする場合がございます。早目のご連絡をお願い致します。)

【申し込み先】
info@rnurse.jp

下記内容を記入のうえお申し込みください。
1.氏名
2.住所
3.電話
4.職業
5.所属


【運営】NPO法人楽患ねっと
【事務局】楽患ナース株式会社