市民が求める看護師像2009

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NPO法人楽患ねっとは、一般市民の投票によって“市民が看護に求めていることを実践している看護師”を決定する第1回ナースオブザイヤー(HP:www.noty.jp 主催:NPO法人楽患ねっと 後援:社団法人日本看護協会)にて投票の際に記述する670人からの投票理由を元に“市民が求める看護師像2009”を明らかにしました。


市民が求める看護師像2009

患者の声に応えるナース

です。


医療者不足が進む中、とにかく忙しい医療現場で看護師は処置に追われて患者と向き合う時間は少ないのが現状です。外来では患者が気軽に看護師に質問しづらい空気があり、病棟においてもベッドサイドでゆっくり相談にのってもらうような光景はなかなか見られません。


一方、市民から寄せられた投票理由には、

「病院に行くときは平常心を失うことがある中、ていねいで温かいご対応は、安心と勇気をもらいます。」
「身近にナースがいてくれるという安心感をよく理解してそれに向かって頑張っている」
「その温かさで、患者は治療とは違う心のケアを行ってもらえる」
「患者の地域での生活を考えたケアをされている」「社会復帰までお手伝いされている」
「病院だけでなく、看護を必要としている人へその手が届いているところ」

とあります。


高齢化、生活習慣病など慢性疾患の増加などを一因に、医療の必要性は病院内に閉じず、日常に溶け込んできています。そんな中、市民からは在宅そして医療アクセスの悪いへき地まで手を差し伸べて欲しいという思いがありました。病院内にあっても、治療だけでなく、病気を抱えての日常を含めて患者と家族の不安や悩みにこたえて欲しいという思いがありました。キュアからケアへという流れがありますが、治療を中心とした従来看護からもう一歩患者の声に応えて欲しいのだと感じました。これらの思いを“患者の声に応えるナース”と纏めました。

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