2008年3月アーカイブ

北澤京子さん
医学雑誌記者

私は仕事がら、医師をはじめとする医療従事者の方にお話をうかがう機会が多いのですが、医療従事者には当たり前のことでも、そうでない人にはちっとも当たり前ではないことが多々あることを痛感します。医学用語ひとつとっても、難解であったり、略語のため意味が分からなかったりすることがめずらしくありません。医師が患者に対して「MRI(エムアールアイ、検査の一種)やって」と言ったところ、患者が「丸裸になって」と聞き違えて服を脱ぎそうになった(!)という、笑い話のようなことも聞いたことがあります。

 インフォームド・コンセントの考え方が普及し、病気の進行度合いや治療について、患者が医療従事者から説明を受ける機会が増えてきました。しかし、患者がほんとうに説明された内容を理解し、納得できているかというと、必ずしもそうとばかりは言えないようです。つまり、情報・知識という点に限っても、医療従事者と患者の間には、少なからずギャップがあるのが現実です。

 医療従事者との間に立って、よりよい医療を受けられるよう手助けしてくれる人がほしい――そんな患者の願いから、医療コーディネーターという職種が生まれてきたと理解しています。専門分化が進む医療現場では、医療コーディネーターの必要性は、今後、ますます高くなるでしょう。難しい言葉をやさしく言い換えるだけではなく、患者の思いを受け止め、患者が納得して医療が受けられるよう、活躍していただきたいと思います。

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3月3日に
Independent Nurse 自立した看護師のためのSNS
がオープンしました。(運営:楽患ナース株式会社

このSNSは、自立した看護師になるための学び場です。コーチングやファシリテーターをしている方、研究と臨床の橋渡しをしたい方、訪問看護師や退院支援看護師など、多種多様な働き方をしている方々が集まっています。

以下、SNSの紹介文です。参加を希望される方は招待制となっておりますので、info@rakkan.net までご連絡下さい。※参加には看護師であることが条件になります。

-----------(以下お知らせです。転送歓迎致します)

Independent Nurse 自立した看護師のためのSNS
http://www.inurse.jp/ 

看護師とは、療養上の世話又は診療の補助を行うことを業とする者です。しかし、現実的なサービスとしての看護機能は広がり続けており、『看護の自立』なくして充足はありません。それは私たち看護師各自の意識と行動にかかっています。今こそ一人ひとりが看護のプロフェッショナルとして自立するために、看護師同士が学び、分かち合い、そして時に癒し癒される場が必要です。このSNSはそうした自立した看護師となるための場として存在しています。

楽患ナース株式会社