さようならを言うための時間

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患者としての長い経験を生かし、「生と死」をテーマに医療や福祉や人生について発言し続けている作家・倫理学研究者の波多江伸子さんの新刊が出ました。
「さようならを言うための時間」 波多江伸子 著 木星舎 版 2007年08月 発行 です。

波多江さんはがん患者さんの伴走を長くされている方です。なぜか波多江さんの周りには、伴走を必要とする方がいつも現れるようなのです。その理由は、今回の新刊を送って下さった時に同封されていた手紙の一文が物語っているように思います。手紙には新刊の内容についてこう書かれていました。

『この本の中心は、みんなで緩和ケア病棟でゆっくり楽しくすごした「天使の時間」の記録です。』

人生の最後の時をこんな人と過ごしたい、人は誰でもそう思うことでしょう。これからも、たくさんの方の最期の道しるべとなって欲しい、と勝手ながら遠くの地から思いをめぐらせています。
著書の詳細に関しては、2007/08/26付 西日本新聞朝刊に紹介文が掲載されていますのでご参照下さい。

コメント(1)

もし自分が終末期のがんとなっても、こんな風に過ごせたら何と幸せな事かと思う。周到な情報収集の上で熟慮して、最期の時に至るまで、常に冷静、沈着な選択の出来た渡橋さんの賢明さと強靭な精神力には頭が下がるが、それを可能にしたまわりの支援、チームワークが素晴らしい。治療ばかりが残された道ではなく緩和ケアでかえって予後の経過が良くなる事もあると知り、これを読んで助けられる人々が沢山いるのではないかと思う。一人でも多くの人に読んでもらいたい。

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