第5回NON定例会の報告 (佐藤由美子・岩本ゆり)

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開催日・場所

2007年3月25日


参加者

6名(看護師、助産師、医療コーディネーター、薬剤師、ケアマネジャー)

ゲスト:友滝愛さん 
東京大学大学院医学系研究科生物統計学/疫学・予防保健学の修士課程に在籍

テーマ/内容
「看護師人員配置から看護政策を考える?アメリカの現状を踏まえて?」

アメリカの看護政策についてについて友滝さんからお話を伺い、それを元に意見交換。
その後、看護師人員配置から日本の看護政策を考える。

参考資料
世界看護師協会2006?安全な人員配置は世界を救う?
日本看護協会ニュースリリース 2006年11月15日
日本看護協会ニュースリリース 2006年11月30日


<アメリカの看護政策について>

*2003年のカルフォルニ州が始まり。(6:1)
*マスコミなどを巻き込んで、政策を考えていくことから法制化へ。イメージ戦略・メディア戦略・政治家へのアプローチ・研究などを行う。
*日本では、仕事に対しては一生懸命だが、そこにある職場環境の問題を良くする事に対しては、関心が低いようにみえる。


<質疑応答>

Q 6:1は全員RNなのか?
A RNだけではなく、日本の准看護師のような人たちもいれている。

Q 人員配置を守らないとどうなるのか?
A 減算などのペナルティはないと思われる。現在、法制化しての状況を調べているところ。


<看護師人員配置(7:1)から日本の看護政策を考える>

*参加者全員賛成
・高齢化(認知症など、介護に時間がかかる)
・医療の高度化で看護が大変になってきている。看護師の安全性を守れる。
・現場は、3.4時間の残業があたりまえ、慢性疲労になり、離れていく。良い循環を作るためには、ゆとりある人員から始まるのではないか。環境が整えば、潜在看護師も戻れるのではないか。
・人が増えることは、うれしい。しかし、看護集団が増えることで、他の仕事(片付けなど看護以外のサポート的仕事や静脈注射が在宅の看護師に解禁された時のように、医師の仕事の一部移譲)が増えるのでは・・と危惧される。
・看護師の取り合いが始まっている。特に、中堅が辞めやすい。
・日本では、「患者のために」が強く、「自分のために」の休みなど、とりにくい状況。
・在宅への流れがあるのに、なぜ今急性期を手厚くするのか?
・大きな病院は、政策に振り回されている。看護師も、金銭・待遇だけでなく、自分のキャリアを考えた職場を選べればいいのだが。
・たくさんの新人が入った今が逆に怖い。質は、どうなのか?
・政策で頑張ってあげた成果を現場も頑張って活用すべき

*アメリカでは、人員配置から次の話題に移っている。
*日本の急性期は、がん患者が多い。在宅医療への流れだが、とりあえず、治せる人を治そうとしているようにみえる.
*キャリアプランについて、昔は、看護師の将来をみると婦長しかなかった。今は、自分で理想の看護師の形を目指して模索している。
*看護師・薬剤師など、点数にならない仕事が多い。そのことが問題化されていない。


<今の自分に出来ることは何か?>
・部下と上司のコミュニケーションの取り方をサポートすること。部下は、上司が自分を理解してくれていると感じるだけで仕事を続けていけることも多い。上司も、自分の苦労を分かってくれる人がいることで継続して勤務していける。
・自分たちの看護や処置の適正な報酬はいくらなのか、現場の看護師自身が考え、声を上げていかなくてはいけない。
・自分のキャリアプランを考えられるようなロールモデルをもっと知りたい。そうした情報提供をしたい。

コメント(2)

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はじめまして

「さゆりのひとり言」
のさゆりです。
コメントありがとうございます。

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