医療事故防止講演会 (岩本ゆり)

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20050727_滋賀医大27月27日(水)滋賀医科大学医学部附属病院にて『第1回医療事故防止講演会』を行いました。タイトルは、「患者・家族の望む医療に寄り添うために」でした。

リスクマネジャーの方が、医療事故を防止するために、まず始めは患者さんの声を大切にしようということで、この講演が実現しました。

90分の長丁場でしたが、今まで医療コーディネーターと楽患ねっとを通じて出会った患者さんの声を「医療事故」を中心にしてご紹介しました。

医療訴訟を起こした方の例、起こそうと思ったけれど、結果的には起こさなかった方の事例の両方をご紹介し、それぞれどう対処したらトラブルを避けることが出来るのかを質問形式で考えて頂きました。
勤務後の疲れの出る時間帯に、皆様のご協力を得て、身近な問題として医療事故を考えて頂けたのではないかと思っています。

最後の感想で、研修医の方が「自分の物の見方は既に医療者の方にばかり傾いていると思った」と言って下さったり、看護師の方が「事例に出てくるようなひどい医療者が現実にいるとは思えない」という感想を下さったりしました。

忙しい医療現場、多くのことを望むのは難しいことを私も身をもって知っています。でも、その中でも、医療にあたる一人一人が目の前の患者さんを一人の人間として見ることの大切さを再認識するためには、『事例を身近に感じる』ことが必要になると思います。

これからも、一人でも多くの医療者の方に、「病院の中で白衣を脱いで患者さんの立場になる」時間を提供できたらと思っています。

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