社会資源として患者の体験を前向きに生かす (岩本ゆり)

1205758a.jpg5月27日(金)京都の立命館大学大学院先端総合学術研究科「争点としての生命」プロジェクト研究会(共催:立命館大学人間科学研究所)において
『社会資源として患者の体験を前向きに生かす』という講義をさせて頂きました。

事の始まりは、ひょんなきっかけから教授の松原洋子先生にお会いしたことでした。とても気軽に声を掛けて下さったことから、あれよあれよと言う間に京都行きが決まっていた、、、という感覚です。
でも、今回の講義、参加させてもらった私の方が勉強になりました。

まず、聞き手の方が多彩でした。文学部心理学科のサトウタツヤ助教授、学生の方で小児がん経験者の方、元高校で教師をしていらして「いのちの授業」の実践に関わっている方など本当にいろいろな立場の方がいらっしゃり、質問の内容も多岐に渡るものでした。

「なぜ、患者さんがそんなに前向きになれるのか?前向きになれない患者さんにはどのような事業を行っているのか」

「NPOが隙間産業を担うことで世間の潤滑油になるが、本当はもっと大きな組織が行うべき内容の事も多い。楽患ねっとや医療コーディネーターのような事業は、本来どこの部署がどのような形で行うべきだと考えるか」

などなど、、、考えたこともない(!?)質問が次々と飛び出し、正直冷や汗が出ました。
私たちの活動は、必要とされる方がいるにも関わらず、社会の体制が整っていない方のために、今実現できる方法を共に考え、実現していくということを命題にしてきました。
その活動をこのように一歩引いて見たとき、まだまだ手をつけていないけれど出来ることがある、考えなければいけないことがあると気づかせて頂きました。この日お会いした方達の力を借りながら今後はこういった多方面から活動を見続けて前進していきたいと思います。

松原先生、心からありがとございました。