栄養サポートチーム(NST)が医療を変える (岩本ゆり)

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回診で患者をチェック 栄養サポートチーム 病院に不可欠の存在に

NSTをいう単語を始めて聞いたとき、助産師の私は胎児心拍数モニタリング Non-stress test」かと思いましたが、そうではなく「栄養サポートチーム Nutrition Support Team」のことでした。

NSTとは、
医師だけでなく、管理栄養士や薬剤師、看護師らがチームを作り、適正な栄養摂取ができるように連携して患者を支援することで、免疫力が上がり院内感染が減少、入院日数も短縮して在宅医療にも結び付くなど、目に見える成果が表れている。
 
ということです。これまで病院でなおざりにされてきた「栄養」。その栄養に目を向けることはもちろん良いことだと思います。しかし、その効果に院内感染を減少させることが出来ることは驚きでした。昔から「口から物を食べる事が出来れば大丈夫」と言いますが、本当にその通りでした。

病院で「お茶ゼリー」を作ったことを思い出しました。でも、あの時他のスタッフは誰も作ってくれなかったなあ、、チームとして同じ目標に向かえることは本当に重要ですね。意識が低ければ、看護職同士でも継続的な関りは出来ません。他職種チームなんて夢のまた夢。組織で、そして持ち回りだとしても、病院職員全員が関わることは意識向上につながる素晴らしい形だと思います。

どこでも、当たり前に「口から食べること」を至上命題に出来るようになりたいものです。

参照:

2005年1月9日(日)午後9時15分?10時07分  
NHKスペシャル「食べて治す・患者を支える栄養サポートチーム」
 

■栄養サポートチーム(NST)を持つ病院について

【インターネット】
日本静脈経腸栄養学会・NSTプロジェクトのホームページに、栄養サポートチーム稼働施設のリストがあります。
栄養サポートチームについては、日本栄養療法推進協議会でもホームページを設けています。


【電話でのお問い合わせ】
日本栄養療法推進協議会にお電話して下さい。
電話番号:03?3206?0100
この協議会は病院の栄養管理、特に栄養サポートチームの質の向上を目指す目的で2004年に設立されたものです。なお、日本静脈経腸栄養学会は電話のお問い合わせに対応できません。

■栄養サポートチームとは?

1970年代、アメリカで生まれた病院の栄養管理システム。その頃、入院患者の半分が栄養不良に陥っていると報告されたのがきっかけだった。それまで担当医師が行っていた患者の栄養管理を、医師・看護師・薬剤師・管理栄養士などからなる専門のチームが行うようになった。栄養サポートチームが栄養管理を行うと、患者の平均在院日数が短くなる(つまり早く良くなる)という報告が相次いだ。そして80年代になると全米に広がっていった。栄養サポートチームは英語の頭文字を取って「NST」(Nutrition Support Team)とも呼ばれている。
日本でも、以前から栄養サポートチームを持つ病院はいくつか存在している。いくつかの学会が取り組んでいるが、今回の番組では、数多くの病院の栄養サポートチームとそのメンバーが参加している栄養管理の専門学会「日本静脈経腸栄養学会」のデータを紹介した。それによると現在、日本で栄養サポートチームを持つ病院はおよそ280、準備中の病院は200におよぶ。
栄養サポートチームが行う栄養管理の内容は下記の通り。

1.入院時に栄養不良に陥っている患者と栄養不良に陥ってしまうおそれのある患者を選び出す
2.身長・体重・血液データなどから患者の栄養状態を詳しく調べる
3.回診と検討会を行い、一人一人の患者に最適な栄養補給の方法と内容を決める
4.3.で決められた栄養を患者に取ってもらう
(栄養補給の方法には点滴・経腸栄養・口からの食事がある)
5.2.?4.を毎週行い、栄養の内容を患者の状態に合わせて改善する

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