六本木の高層ビルのすぐ横にある緑内障フレンド・ネットワーク事務所を訪問し、事務局長の野田さんにお会いしました。
緑内障は「目の成人病」と言われ、40歳以上の人の30人に1人が患者であると言われているそうです。自覚症状が出にくく、気付いた時には失明に近い状態になってしまうことも多い病気です。早期発見、早期治療によって失明する人の数が少しでも少なくなるよう、啓蒙は非常に大切な活動の一つです。
年間、日本国内で失明する人の数は約2000人と言われ、その原因の第2位が緑内障だということは大変な数だと思いました。このような疾患の特徴を踏まえて、
この会の特徴は:
・緑内障についての認知度を高め、失明者を減らすための啓蒙活動
・緑内障ホットラインを年一回開設し、病気への不安や基本的な知識について、患者ボランティアとして対応する。(ボランティア自身のが外出するきっかけや、交流にもなる。)
・ホームページの開設 月10万アクセス
視覚障害者対応のHPとなっている。(文字が大きく、色のコントラストに留意している)
音声読み取り機対応(最近注目されている機能です!HPの使いやすさの指標になりつつあります)
・医師による講演会や無料検診などのイベントの開催
・国内及び海外の学会へ参加し最新情報を入手する
・患者同士の親睦とカウンセリングを目的とした、会員向けのイベント、 勉強会の開催
・会報の発行(会員の方のみ:会員数1700名)
・健康診断に眼圧・眼底・視野検査を取り入れるよう行政への働きかけ
・緑内障手帳の発行(医師とのコミュニケーションを良好にするために活用してもらうツール)
学会や行政への働きかけ、メディアへのPRなど、この5年間で戦略的に、着々と目的を達しているGFNの活動は、他の患者会が参考に出来る部分が多々あるように思いました。
2000年にWHOが提言したVISION 2020(20年間に世界の失明者を半分にしよう!)を実現する一助をGFNは確実に果たしていると感じました。